せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

晩飯

月4万円台と、横浜市内の某私鉄の駅から徒歩圏内にある、建物のつくりの割には割と破格なんじゃないかと思う独身者専用賃貸マンションに住んでいる30代ネット俺女せすですこんばんは(自己紹介)。家賃が安いのに貧乏なのか、貧乏だから安いところにしか住めないのか、と問われれば、後者です。そういえば、安いところに住むだけじゃ貧乏は解消しないな、なんでだろう、と一瞬アホな考えをしてしまった。
むちゃくちゃせまい部屋なのだが、別に物もちではないし、自室でエアロビをしたりする趣味もなく、むしろ休みの日はカーテンを閉め切ってベッドの上でずっと過ごすのが楽しかったりする自分なので、このままここで同じような日々を重ねて一生を終えても別に悔いはございませんです。ていうか、こういう暮らしが許されるうちにこの世を去れるように、むしろ日本の平均寿命よりはかなり早めに切り上げたいものだと思います。もしかして今俺って、すごく幸せ。
でもそんな金のない(関係ないが、愛もない。)暮らしをしている俺が、なんということか最近、水にハマッている。水。女王様の聖水、とかじゃなくて、ミネラルウォーター。コンビニやスーパー、酒屋に行くと普通に買える、自販機でも買える、エビアンとかクリスタルガイザーとか、六甲のおいしい水とか、そんなものを買っては、お気に入りのグラスで、ちょこちょこと飲んでいる。
昔から「安い水道水があるというのにどうして金を出して水を買わなくちゃいかんのだっ!」と思ってその類のものには近づかなかったのだが、数年前に実家からここに引っ越してくると、マジでそんなことは言えなくなった。水道水まじゅい。というかくさい。生水で氷なんて作った日には、ロックの梅酒も焼酎もなんかヘンな味に仕上がります。
一度沸かしてから凍らせればにおいは気にならなくなるし、湯冷ましなら飲める。不思議なことに日本茶なんかは、実家にいるときよりもおいしく感じる。どうも緑茶の成分と反応して甘みを作り出すナニカが含まれているみたいだ。お茶がうまくなるのはけっこうだが、生ではちょっと飲みたくない水、であることには変わりない。
というわけで、とうとう水を買ってみたんです。サントリー南アルプス天然水、2リットル100円。それが最初。飲み物としては安いけど、水としてはどうなんだろー、あは、あはは、あはははは。しかしこれが悪くない。夜中にお腹がすくと、なんでもいいから飲み物をと台所へ行き、冷蔵庫から牛乳かウェルチグレープジュースかビールか発泡酒かチューハイを取り出し、ついでに食べるものをあさってしまうことが多かったのに、代わりに水を飲むようになったら、何も食べなくてもそれだけで胃が落ち着いてくれるようになったのです。夜中の3時に生搾り350mlをひと缶空け、勢いでチートスを一袋空けてしまい、翌朝「なんかほのかに気分悪い」とか感じることがなくなったわけです。夜中に酒や味の濃いジュース類を飲まなくなったことより、食べ物をとらなくなったことのほうが自分には大きな変化と感じられるのです。
うわー、まったくオチのない文章になった。これってどうなのよ。あと、Vittelってなんかちょっとしょっぱくね?