せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

おはようございます

へんな夢みた。
ファミレスでくっちゃべっていると、バイトの子二人が店長に大説教をくらってぶーたれるまでのやりとりを見るはめになった。さっきまでバカ話で盛り上がっていた知人が店長の態度にえらく腹を立て、そのぶんバイトの女子高生二人をしきりに気の毒がっている。しかし隙あらば手を抜いているそのバイトも大概だぞ……
知人はバイト二人を連れ出して南の島へ案内した。苦労なく楽しく暮らせる夢のような土地で、その知人は一度だけ観光で訪れたことがあるという。南の島なのに東京から歩いて行けるよくわからない島で、それでも道中には急な崖があって外からの人は容易に近づけない。青い空白い雲にバイト女子は大喜びで、バイトは辞めてきたし家にももう帰らない、ここでずっと暮らすんだと波と戯れながら言ったが、ふと見るとその海の色は異様に茶色く濁り、辺りに異臭が漂っていた。なにか工業廃棄物が垂れ流されているらしい。
海から上がったバイト女子とわれわれはそこで観光客には隠されている衝撃の事実を知った。この島で暮らして幸せなのはこの島で生まれ育った住人だけで、後からここにたどり着いた人間はみな古くからの住人に奴隷のようにこきつかわれて一生を終える、それが島の秘密なのだ。われわれ一行の到着は既に島民の知るところとなっており、どこへ隠れても山狩りが行われて探し出される。ここへ来るときに通ってきたルートは既に塞がれ帰れない。実は新たな奴隷として受け入れられるのは未成年者だけなのだが、では真実を知ってしまったわれわれ中年どもはどうなるのか。緑深い陸地に点在する瓦屋根の住宅を見ながら絶望的な気持ちになっているうちに目が覚めた。