せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

旅日記2日目


会津方面を旅する人で、バスも鉄道も利用しまくるという人は「会津ぐるっとカード」というのを買うといいと思う(以下、平成23年11月現在の情報)。おいら今回はこれを使って会津鉄道裏磐梯方面のバス、JR磐越西線の一部区間が乗り放題だった(指定席・特急利用等の料金は別途必要)。特にバスは、乗降時に両替して小銭を用意するという手間がないだけでも圧倒的に楽だ。日程を組むときに対象となる交通機関分の運賃を軽く計算したうえで購入を検討されることをおすすめしときます。事前に用意しておこうとするとどうやらまずコンビニなどで引換チケットを購入してそれを旅行当日に現地窓口で本券と引き換えてもらうというシステムになっておりなんだかややこしいようだ。郡山の新幹線在来線乗換口の脇にある窓口ではカードを直接購入できた。ちなみに磐越西線郡山〜猪苗代間はこのカードの利用区域外なので、郡山から会津若松まで移動する際には猪苗代までの乗車券が別途必要。それと、ぐるっとカードを買ったらバス・鉄道の時刻表が一式ついてきた。これはありがたかった。
以下、また何枚か写真を貼っておくだ。
2日目は朝からものすごい好天になった。

駅の待合室では、二本松で開催されている菊人形まつりのチラシを見ていた老夫婦が、今年もやるんだね、見に行こうか、うちの菊はみんな津波に流されちゃったからねー、と話していた。

電車の中から撮った、東電沼上発電所。明治時代に運転開始。発電電力は郡山市内へ送られ、紡績・繊維産業の発展に貢献した(by Wikipedia)。宿泊地の磐梯熱海から猪苗代へ移動する途中、こんなかんじの水力発電所を電車からいくつか見た。

猪苗代駅から磐梯東都バスで裏磐梯へ。

バス停近辺ではこんなきれいな状態の紅葉も見られた。あと周辺には内部が真っ黒に焼けて廃墟と化した国民宿舎の建物があったりしてなにげにこわいです。2008年、休業中に放火にあったらしい。
かえるの人がチロリと書いていた五色沼というのを見てみたかったのだった。細かい沼がいっぱいあってそれらが青色だったり赤みがかってたり瑠璃色だったりしてるんで五色沼と名付けられたんであって、正式には五色沼湖沼群というらしい。これらの沼をめぐる4km弱の五色沼自然探勝路というコースがあったんだけども、病み上がりなので歩くのはやめといた。1時間歩くぐらいなら大したことはないと思うんだけど、万が一途中でへばったりしたときに、あたりまえだけども電話でタクシーを呼んだりすることもできないので、念の為に自重。バス停から一番近いところにある毘沙門沼だけ見て写真撮って、レストハウスで蕎麦食べた。





なぜか旅に出るといつもトンボを撮ってる気がする。

郡山駅に戻り、福豆屋の松茸弁当を買ってMaxやまびこ号で帰った。

あ、反省点も書いておこう。会津方面を重点的に見るなら宿も会津で探すべきだった。今回は郡山からほど近い中通り磐梯熱海に宿をとってしまってから東西移動にかかる時間が長いことに気づいてちょっと困った。