せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

おはようございます

へんな夢みた。
実家暮らしをしている。俺はなんだか疲れきって少しいらだってもいる。夜、風呂上がりに脱衣所から、壁の向こうがわにいる母親になにか甘ったれたいちゃもんをつける。心から文句をたれているわけではなく、いつもと同じ「うっせーな!」ぐらいの軽い反応、うちには昔からありがちだったコミュニケーションの再現を期待して言葉を投げたのだ。「うっせーな!」と言われて嬉しいわけでは全くないのだが、親子関係が以前と変わらないことを確認して安心したかったからだ。なんでもいいから何かに安心したかったからだ。
すると母親は猛烈に怒り出した。そして俺がこの家で暮らしていることに対して痛烈な悪罵を浴びせた。俺が「タオル取って」と言うと「あんたに使わせるタオルはない」と返ってきた。
どうしたもんか、機嫌悪かったのかなあ、と父親に話しかけようとすると父親は非常に冷たく、まともに取り合ってさえくれなかった。この出来事に関わりたくない、のではなく、俺に関わりたくないようだ。困った、タオルがないとこのままびしょぬれで寝床に入らなくてはならない。おまけに髪を洗うのを忘れてしまい、それなのに左の手のひらのくぼには、使おうと手に取ったシャンプーがとろりと溜まっている。このシャンプーは1本8000円もするのでちょっとだけ手にとって、大事に使おう、髪を洗うのは入浴の最後、風呂から出る直前にしようと決めて、シャンプーの溜まった左手の平をそーっと胸の前にかかげながらこぼさないように難儀しつつ右手だけで体や顔を洗って、それなのに髪を洗うことも左手のシャンプーの存在も忘れたまま、なのに手の平をそーっと胸の前にかかげた状態で浴室を出てしまったのだった。
母親を怒らせてしまったので、ここでまた悠長に風呂に戻って髪を洗うわけにもいかないし、というかもう俺今から家を出て行かないとならないっぽいし、かといってこの高い高いシャンプー液を未使用のまま水で洗い流してしまうのは非常に勿体無いし、どうしよう、と途方にくれたところで目が覚めた。