せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

おはようございます

へんな夢みた。
砂漠の真ん中の街に住んでいる。そんでもってその砂漠は夜になると金色に輝いてそれはそれは美しい。けれどその金色の中には、この街に生まれて死んだ人たちの骨がたくさん埋まっているのだ。というより、この砂漠全体が、砂粒ほどに細かくなった死者たちの骨でできているのだ。街の長老に理由を尋ねるが、不思議そうな顔で、そういうものだろう?と答えられる。だからこの砂漠は美しいのだよ、とその長いひげをたくわえた浅黒い肌の老人は笑った。
そうか、だからこの街には墓地が必要ないのか、と金色に光る砂丘を見つめながら納得した。墓に入りたい者はこの街を出ていき隣にある首都へ住民票を移すのだ。