せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

ゆうべの話

会社の月例飲み会だった。飲み会といえど管理職の人がわらわらっと集まり、会社の問題について話し合い互いに理解を深める・・・な集いのはずなのに、成績のいい支所の人はおとなしく無難なことにしか触れない*1し、成績のよくないところにいる人の提案は主催者によって軽く葬り去られる*2ため、上のような有意義な話し合いがもたれることはない。成績とは無縁の我々下働きスタッフが名前ばかりの管理職の肩書きのもと参加するようになってからは、多少オーバーヒート気味な言葉が飛び交うようになったのだが、これは日ごろ蚊帳の外でほったらかしにされている我々がここぞとばかりに主催者をつるし上げるべくガンガン燃料を投下して煽りまくっているだけなので、主催者の我々に対する態度がその後数日間おとなしくやわらかくなるほかはあんまり実効性がない。ようするにこれは、ただの飲み会なのである。
しかしきのうはある案件をめぐって主催者が必死に自分の立場を保守する発言を繰り返した結果、言い過ぎてスタッフのひとりを泣かせてしまった。「自分なりに精一杯やっているのに、全部否定されたみたいじゃないですか・・・」あーあー泣かせた!泣かせた!あやまれ!
かなり精神的にショックを受けている姿をなんとなくほっとけないまま、我々は解散後ファミレスへと彼女を誘った。しかしそこはさすが酔っぱらい集団、テンション高すぎのまま席につくが、その後の大騒ぎは今思い出すと顔から火が出るほどに恥ずかしいものであった。生ビールを注文する際にグラスかジョッキか、という意味で「どれにします?」と聞いたのに返ってきた答えは「一番濃いのにしてください」。運ばれてきたジョッキを見て「これ、ちゃんと濃いのにしてくれた?」
そんなやりとりを皮切りに、飲食店でするにはあまりにもあんまりな会話が続いたのは言うまでもない。酔っぱらいは声がでかいのだ。きっと店中の人間みんなに聞こえたと思う。もうあの店には行けない。

*1:そのくせ日常的にはそうした問題点についてきっちり認識していて「困るよねえ」などと我々に向かって愚痴をこぼす

*2:「はい、じゃ次」の一言で終わり