へんな夢みた。
電車に乗っている。隣の座席にはネットの有名人の人がいる。同じ地域に住んでいるのでなんとなく顔見知りになった後でネットでの活動を知って驚いたものだった。そこへ地域では有名なホームレスの人が乗ってきた。ネット有名人が、田舎から送ってきたのでおひとつどうぞ、とリンゴを自分に手渡そうとした。するとそれを横からホームレスの人が取り、持っていた果物ナイフで、立ったまま器用に切り始めた。8つに切って芯を除いたそれをさらにビニール袋に入れて「どうぞ」とこちらに渡してくれたのだが、自分はどう反応していいのかわからず固まっていた。すると、ネット有名人が急に自分に向かって怒り出し、次の停車駅で電車を降りていった。きっとリンゴを切ってくれたホームレスの人に対して「嫌だな」と思ってしまった自分の気持ちが顔に出ていて、それをネット有名人は快く思わなかったのだろう。ホームレスの人はこちらを見てニヤニヤ笑っていた。初めからこちらをからかうつもりだったのだ。
リンゴをくれたお礼も言えなかったし、謝らないといけないと思い、次の駅で自分も途中下車してリンゴをくれた人を追いかけた。空を飛び、ビルの5階ぐらいの高度まで上昇して見渡したが通行人の中にそれとおぼしき臙脂色のコート姿は見当たらず、失意のあまりやけを起こし、近くにたまたまあった、有刺鉄線に囲まれた敷地内の古い収容所のような建物を殴る蹴るなどの暴行により破壊した。帰路につくと、リンゴをくれた人が家の前で待っていて、電車の中での出来事ではなく通りすがりに建物を壊したことについてものすごく叱られた。必死に謝っているうちに目が覚めた。
