- あじのひらき
- ごはん
- 摘み菜の味噌汁
- 梅干
- 佃煮(切り昆布)
先日知人への手土産を買いに佃島へ行ってきたのだが、あの近辺は本当にでっかいマンションがニョキニョキ生えていて壮観だなあと思った。
それとはまた関係ない話なのだけど、自分がちょうど中2とかそのあたりの年頃だった時に大学ノートに描いていたストーリーマンガの筋書きや設定をボーッと思い出していて自分で恥ずかしくなって布団の上を転げまわってしまった。なぜそんな事を思い出していたのかというと、この前、酒の席において全力で「まりあほりっく」を人に勧めたというぼんやりした記憶があり、多分それはゆうべのことなのであるが、なぜそれをその人に勧めたのかがまったく思い出せなくて色々考えていたからなのだった。
今となってはなんとなく、あのエンディングの曲を是非カラオケで歌って欲しかったんだ、という結論に落ち着きつつある(それでも何故あの人に歌って欲しいと思ったのかは不明)。しかしその折にふと、あの作品の設定というか、「女装してるけど実は男なんですぅ」という設定というのが自分は割と好きで自分が描いていたマンガにも使っていたなあ、と思い出し始めてしまったのだ。
その中で一番よく覚えているマンガの設定。
- 長髪の美形男子高校生が主人公である。
- ところがそいつは夜になると性別が女性にチェンジする不思議な体質である。
- そのうえ富豪の屋敷や宝石商のオフィスやデパートなどに盗みに入る泥棒稼業をしている。
- 時々自家用機で海外遠征するけど20ヶ国語に通じているのでどこへ行っても不自由しない。
- 父が警視総監。
- ヨーロッパの超マイナーな小国の貴族の末裔を母に持つ。
- 二十歳になるまでに「幻のジュエル」を手に入れなくてはならない。
- 「幻のジュエル」というのは、主人公の母の一族が代々守り続けてきた宝石。
- なのに、それがダイヤなのかルビーなのかエメラルドなのか、母親も誰も知らない。
- 主人公が生まれた日の晩、嵐にまぎれて使用人がそれを盗み出して以来行方知れずになった。
- 主人公は母が病気で亡くなる寸前にその事を聞かされた。
- 主人公の体質はその宝石が盗まれたことと関連しているらしい。
- かあちゃんの遺言で、盗みに入る際には正装(お姫様ドレス)。
- 主人公は「幻のジュエル」を取り戻すべく、名のあるでかい宝石を手当たり次第に盗んでいる。
- でも律儀なので盗んだものが「幻のジュエル」でないとわかればちゃんと返すようにしている。
まっ…まぼろしのじゅえる…もうこのネーミングだけで悶絶しますね。っていうかもはやどこから突っ込んでいいかわからないよ。多分その頃読んでいた漫画に感化されて自分でも冒険活劇みたいなのを描いてみたくなったんでしょう。ノートにシャープペンシルでカリカリと。
で、この設定から物語がどう展開していったのかというと、まずこれだけ浮世離れした事情を全て読者に納得してもらうためにノート1冊分を費やし、それで力尽きて2巻目で挫折しました。