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持統天皇と藤原不比等―日本古代史を規定した盟約 (中公新書)
- 作者: 土橋寛
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1994/06
- メディア: 新書
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とにかく関係者が藤原さんだらけというカオスな状況から離れて、その藤原氏のはじまりの鎌足の子供、藤原不比等と女帝持統周辺の話。「大君は神にしませば」の歌も見かけて心底ほっとする。
がしかし盟約とはなんぞ?有名な吉野の盟約とはまた別の、持統と不比等との間で交わされたというものらしいんだが、その盟約が存在したということをガチな前提として強調しつつ話がどんどん進んでいくのがなんか納得いきそでいかねー。盟約、というと先の吉野の盟約とおなじような、なにか非常に儀式めいたものを想像してしまうんだけどもどーなのよ。