せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

晩飯

皮がむちむちムッチリした蒸し餃子が食べたくなった。そうすると家で作るのは難しい。よって餃子の店へ!と足を運ぶと金曜の夜っぽく繁盛しており、店先には予約客の名前の書かれた札が並び、ぶらりの一人客が非常に入りづらい雰囲気。ここのが食べたかったのにい。
電車で移動し、駅ビルのあの店はどうだ!と店頭から中をうかがうとこれまた満席。うわあなんなんだよ。餃子騒動でかえって日本国民の魂に火がついてしまったのか。いや偶然だろうと思いつつも自分がむちむちムッチリの蒸し餃子を食いっぱぐれたのはゆるぎない事実であるからして、悔しさを胸に近所のスーパーでキャベツとニラとひき肉と皮を買って帰って家で焼き餃子にした。皮を手作りしない限りはあのむちむちムッチリは再現できん。スタンダードなおうち焼き餃子で勘弁しちゃる、今夜のところは。
あのスーパーの餅粉入りの皮は相変わらず扱いにくい薄いものに切り替わったままで、焼き目のついた面のカリッとした感じはいいものの、そのほかの白いままの部分のもちもち感はどうしても以前のメーカーのものに及ばない。で、スタンダードと言いつつも今回は冷蔵庫で危うく干からびかけていた長ねぎを刻んで加えてみたのだがこれもちょっと失敗。キャベツにニラにねぎ、絶対まずくなる組み合わせではないと思ったらニラの匂いとねぎの匂いがごっつんこ、キャベツの甘みとねぎの甘みがごっつんこ。それぞれの持ち味が絶妙に相殺されてどうにもパンチのきいてない微妙な餃子になってしまった。