せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

おはようございます

超へんな夢みた。
太古の昔、人と猫とは別の世界に住んでいた。すなわち人界と猫界。だが二つの世界は隣り合っていて、猫たちの土地の果てには5mほどの高さの崖があり、その崖下に人界が始まる。すなわち低き人界に接して気高き猫界は高みにあり、猫は周囲の人間どもを5mの崖上から見下ろしていた。否、その存在を気に留めることすらなかった。
俺はその人界と猫界を分ける崖のそばに住んでいた。食料品店を経営する家に生まれたが大学を卒業して今は広告会社に勤務している。家では代々輸入物のトマトの水煮缶を主に扱っていて、俺もトマト缶大好き人間である。太古の昔の話なのになぜトマト缶。でも夢だから気にしない。
人間どもは気高き猫様たちを畏れあがめて生きている。猫はたまに人界に下りてきて崖下の供え物を食べたりしていく。うちは食料品店を営むほかに、猫様ご降臨の聖地の管理を任されていたので、俺は毎日岩場をほうきで掃き清めた。
ある日子猫が崖から落ちて猫界に戻れなくなっていた。親猫が下りてきて連れ戻そうとするが、自分一匹でならよじ登れる崖を子猫をくわえて上がることができない。
俺は近くの河原から大きくて平らな石を5つ持ってきて積み上げて足場とし、自分の頭の上に子猫をくわえた親猫を乗せ、石によじのぼって崖上に戻した。俺の頭の上から親猫が崖上へポンと飛び上がっていった瞬間に目が覚めた。