へんな夢みた。
俺は知らない団地に住んでいる。俺は3階の住人であるが、なぜか屋上に設置された日当たりの良い離れのような物置小屋のような建物も借りていて、時々は階段をのぼっていき、そこでひなたぼっこをする。屋上には木も植えられていたり、芝生もあったりとなかなか有効活用されているようだ。
どうも犬の声が最近するなあ、と思ったら屋上で黒い犬を飼っている住人がいたらしい。しかしその住人は今朝屋上で惨殺されてしまった。俺が階段を上がっていくと屋上へ出る鉄の重い扉は開いていて、明るい向こう側には警察から来たと思われる捜査員の人たちがたくさんいた。死体はバラバラに切り刻まれて四方に飛び散っているらしい。どうやって殺したというんだろう。
被害者が飼っていた黒い犬をとりあえずは自分が引き取ることになったが、どうやらこの犬は肝臓の病気に苦しんでいるようだ。獣医を呼ぶと彼は自分のプログラミング技術についてとうとうと語り出した。今その話は関係ないから黙ってさっさと手術してくれ。
手術には自分も立ち会ったが、獣医は犬の左の腰のあたりから管のようなものを挿し込み、ポンプで何かの液体を送り込んでいた。犬は助かるようだが殺された飼い主は気の毒だったな、と獣医と話をしているうちに目が覚めた。
