今回の旅では自分のために買ったおみやげが妙に多かった。しかしまさか魚のさばき方を解説した本を美術館で買うことになるとは思わなかった。おみやげというより実用目的の買い物になってしまった。あと同じショップで本のしおりも買った。山種美術館で昔買ったお気に入りのしおりをなくしてしまってからは、ずっと不便を感じつつも気に入ったものに出会えずにいたんだけど、まさか金沢で見つかるとは。
いちばんわけのわからんおみやげは、宿の売店で売られていた、木でできた手のツボ押し道具だ。角や辺は丸っこくなっているものの、正八面体に近い形をしている。これを片手でグリグリと握るとあちこちのツボが押されて痛きもちいい。これたぶんここじゃなくても似たような商品が買えるよね！？と思いながらも、握ったときの気持ちよさに負けて買った。これも実用品である。
