せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

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最近急に洗濯機置場に悪臭がこもるようになっていた。どんなにおいかというと、ずばりワキガのにおいなのだ。もしかしておいらワキガ症になって、洗濯物から出たにおいのもとが洗濯機にしみついてしまったのではないだろうか、とかなり落ち込みつつ、あまりのにおいのキツさに耐えきれず、洗濯機の説明書を読みながら回転羽根を外したり、脱水槽の裏側をブラシでこすったり、酸素系漂白剤を使ってみたり、排水口にパイプユニッシュしたりとひととおり掃除したんだが、次の日洗濯機置場の扉を開くと前日までと全く変わらずムワーッときた。まったく事態が改善していなかった。
なんかおかしいな?とは思った。自分は普段ほとんど汗をかかないし、脱いで一晩たった服を翌朝かいでみても特にワキガ臭はしない。なのに洗濯機置場にここまでにおいがこもるものなのか?
と、この段階になってやっと洗濯機に頭をつっこんで、徹底的ににおいをかいでみたらば、洗濯槽の中も脱水槽の中もワキガ臭がしないじゃないか。臭っているのは洗濯機本体ではなかった。洗濯機置場の中の空気が臭っているのだ。いったい犯人はだれだ。だれなのだ。
ある朝、洗濯物をピンチハンガーに吊るし終わってさてベランダに出そう、と手に持ったら、嗅覚的に刺激を感じた。犯人は、32個の洗濯バサミがついた、どこのご家庭にも大体あるあのピンチハンガーだった。洗濯物を干していない時は二つに畳んで洗濯機置場に収納している、ピンク色のピンチハンガーのプラスチック部分が猛烈にくさい。ここから出たにおいが洗濯機置場にこもっていたのだ。
丸ごと洗えばにおいも落ちるのではないかとも思ったが、かれこれ15年ぐらいは使われている品で、洗濯バサミも劣化して割と限界がきていたのでサクッと新しいのに買い換えた。そして洗濯機置場のワキガ臭は消え去った。
後でWikipediaの「腋臭症」の項目を見たらこんなことが書いてあった。

その臭い自体は人やその時の環境などによって違いがあるため一概には表現できないが、ゴボウの臭い、ネギの臭い、鉛筆の臭い、香辛料のクミンの臭い[1]、古びた洗濯ばさみの臭いに喩えられることが多い。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%8B%E8%87%AD%E7%97%87

洗濯バサミそのものが古くなるとワキガっぽいにおいを出すってことか?それって石油製品であるところのプラスチックが劣化によってへんな物質に変わるからってことなのか?そんなことってあるんか?洗濯バサミにワキガ原因物質が蓄積されていってそれがある日強烈なにおいを発するようになったってことではないのか?どっちなんだ?いや、でも後者だったらWikipediaの記述は不自然だもんなあ。
とあれこれ見てみたら発言小町にこんなんあった。

夫の汗臭いのが部屋の中にこもってるんだと思って、
もっとマメにお風呂に入ってくれたらいいのに…とか思ってました。
わりと最近、部屋の片隅に置いてあるプラスチックのピンチが臭ってるんだと気づきました。
(夫…濡れ衣着せてごめんよ〜)

うむ。男性諸君も洗濯バサミには要注意じゃよ。

追記

においについては言及されていないけどこの知恵袋は勉強になっただ。