せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

録ったアニメをみている

悪の華』っていう新番組がなんかネットで叩かれてたので録ってみた。原作はマンガらしいのだけど、実写映像を加工してアニメ化するという不思議な手法(名前忘れた)が使われているらしい。シャッター通りや古びた看板、それなりに年季の入った校舎の汚れ具合とか、背景は(絵画っぽくなりつつも)リアルなのに人物の肌や衣服は陰影なしのベタ塗りになっていて、彼らが透明な重たい油の中にでも沈められているかのように、スローモーションのように感じられてすごく面白かった。とりあえず自分の脳味噌がこれをアニメと認識していいのか実写と認識していいのかわからなくて困っているかんじがする。もしかしたら、見るこっち側が慣れてしまったらもうなんとも思わないかもしれない。電信柱の画とか見てて、これシャフトがアニメ化したらどうなったんだろ、とつまんない感想を持った。
しかし、見知らぬ街の風景を目の前に突き付けられたときに漂ってくる、威嚇感というかアウェー感ってハンパないなあ。まぎれもなく日本のどこかの街なんだけど異次元に来ちゃった感というか。ここは魔空間ですかみたいな。