せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

おそようございます

へんな夢みた。
知らない町にバスで来た。むかし来た土地のような、住んでいた土地のような気もするが、見覚えのない高架道路や駅がある。それらの構造物もいい加減古びているので、来たことがあるとすれば本当にずっと昔のことだろうと思う。
ベージュとオレンジの二色に塗られたバス停のポールは錆び錆びになっていて、次のバス停の名前も行き先も読み取れない。時刻表の数字はまばらに並んでいる。きちんとした歩道もない、道幅だけはだだっぴろい道路を、中央部のかすれた白線をわざわざ踏みつけるようにして、大型のトラックが乱暴に行き来している。
行き先がわからないので、付近に安宿を探して泊まることにした。一晩明かしたところでどこへ行ったらいいのか分からない。だが、眠ればなんとかなる気がする。見つけた宿は最上階しか部屋が空いておらず、最上階というとなんだか良さそうだがどちらかというと屋根裏といった風情だった。天井が斜めになっていて狭い。それでもシーツは真っ白でのりがきいていて、マットも布団もあたたかだった。
そこで実家に帰った夢をみた。弟が家の裏手から出勤していくのを遠くから見ている。枯れ草が一面に生えている空地の隅っこから実家の方角を眺めている。と、その夢が突如破られて目覚め、時計を見ると真夜中であり、安宿のベッドが急に狭苦しく感じられたので横を向くと、昔の知り合いがもぐりこんできていた。あーなんかこの子に会うの久しぶりだからちょっと嬉しいなあ、でもめんどくせえ、と思ったところで目が覚めた。