へんな夢みた。
友達の家に呼ばれたので遊びに行ったら、他の知り合いも続々と集まってきた。友人と二人で食べるつもりでケーキを買って来たのだがこれでは足りんよ、あと、この人たちと多分話つづかないや、どうして先に教えてくれなかったんだろう……と少し嫌になっていると、後から来た知人の一人が「ネットの繋ぎ方わからないから教えて」とノートパソコンを見せてくる。接続設定を済ませて、ちょっと休憩と言い訳して屋根の上へ出ると、この家と周りの家々の丈が伸びていた。ここ4階建てだっけ？
街灯も屋根と同じぐらいの高さに伸びていて、先端から霧のシャワーを噴出していた。あーこれ知ってる、最近駅とかでも見るよね。気化熱で涼しくする装置。屋外なので薄い虹がかかっている。
なんだか空模様がダイナミックで美しいなあ、あっという間に雲がかかったと思ったら、隙間からまた日の光がこぼれてきた。うーん、よくわかんないけど、とりあえずこれで世界が終わるってことにしたらどうだろう、と思ったので、そういうことにする。唐草模様のような黒い物体が無数に地面から湧いて出てきて、ふわふわと空中を漂いながら、薄日の差す天に向かってのぼって行くのをじっと眺めているうちに目が覚めた。
