読んだ

凍 (新潮文庫)

読み終わった人からこれあげる、ともらったのでありがたく読んだ。確かに自分で買うことは絶対なさそうな本であるよ。この本の著者がよそで書いていた、確か女性向けの雑誌で連載してた紀行文が、なぜかものすごく面白かったのは覚えてる。旅っていいなあと思える文章だった。
このノンフィクション作品の主人公夫婦については、俺はテレビでちらっと見たことがある。山にとりつかれた人だな、下界で日々を送っていても魂は常に山にいるんだろうな、とその時はぼんやり思ったものだった。いずれにせよ俺の理解の及ばない世界に生きているすごい人たちが世の中にはたくさんいる。