- 豚肉の生姜焼き
- 千切りキャベツ
- ごはん
- おくらとたまねぎと油揚げの味噌汁(ゆうべの)
- きゅうりの醤油漬け
読み終えた。
仮名序の人麻呂をめぐる文章において不自然な記述が目立つのは、
紀友則が人麻呂になぞらえられているため、らしい。俺は最後までこれにだけは賛同できなかった。ただ単に、いくらなんでもそこまでやるかね?とまだ納得できないというだけなので、積極的に否定する理由はない。むしろ、もしほんとに筆者の言うとおりの仕掛けがめぐらされた歌集であり仮名序であるとしたら、それは愉快痛快でたまらない事実なのであるのだが、俺はどうにもそれを確信できないのだった。というか、確信してしまったら、さみしくなってしまうから。だって、言葉をそこまで自在にかつ美しくあやつる技術、そしてそれを生み出し受け入れ楽しみ育てる土台ってのは、今の日本にはないんじゃないか、というような気がしてしまうから。