せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

おはようございます

へんな夢みた。
上司とファミレスで待ち合わせて食事をとる。ファミレスって滅多に来ないから何を頼んだらいいのかよくわからん。結局ラズベリーソースと生クリームのたっぷりかかったワッフルとコーヒーのセットにした。
上司は先に帰ってしまい、店を出ると周りは人だらけ。ここは名古屋の地下街だった。地上に出るとまた別の知らない街で、ここはあちこちにゴミリサイクルボックスというのが置いてある。菓子パンの空き袋や読み終えた新聞などを分別して一つ一つ、青い機械の投入口から押し込む。一定以上の重さがあると右側の口から今日の朝刊が出てくる仕組み。が、中日新聞毎日新聞日経新聞の3種類がランダムに出てくる。選べない。
どこか懐かしい匂いのしてくる未知の町の道を進んでいくと、権太坂にさしかかった。俺の知らない権太坂だが、権太坂であり、毎年駅伝で大学生ランナーが苦労している権太坂で間違いないという。あれはだらだら坂ではなかっただろうか。こんなに険しい坂だっただろうか。何しろうっかり立ち止まったらそのまま後ろへ転がり落ちていってしまうくらいに急なのだ。一般歩行者の通行が禁じられている。遊行寺はどこだ、と思ったらその恐ろしい坂のてっぺんにあって、もんのすごい豪華絢爛広大無比な伽藍が一面の紅葉と黄葉に照り映えてすばらしかった。
坂を降りていくと今度はまた知らない街に出て、ライブハウスのようなところで俺が大好きだったバンドのフィルムライブがあるというのでさっそく観ることにした。いつのまにか連れ立っていた人がいて、よく見たらそのバンドのベーシストだったのでとても驚くとともに、せつない気持ちになった。だって、この人もうこの世にいないんだよ。その人が自分の映っている映像を俺の横で見てるんだよ。会場のあちこちでヘッドバンギングが始まっている。そして死んだベーシストは自分のプレイを見て昔を思い出したのか、ナイフを取り出して左肩の肉を、骨が見えるまで削いだ。白いものが見えると観客はいっせいに彼に群がり、彼を指差し、彼を讃えた。まるでとてもにぎやかな葬式のようだった。
ああ、やっとあちらに送ってもらえるんだね、と思ったところで目が覚めた。