せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

おはようございます

へんな夢みた。
有名なサッカー選手を世界のあちこちから招いた宴がひらかれる。白いテーブルと椅子が並び、そこにまた白いテーブルクロスがかけられ、客の服もまたみんな白だ。テレビカメラが入っている。どこかの国で生中継されているらしい。宴の会場は丸井の地下フロアに設けたもので、よくよく見るとフランスの貴公子とか呼ばれている選手が優雅にステーキにナイフを入れているテーブルの脇で、赤い手すりのエスカレーターがゴンゴンと稼動していた。うわかっこわる。
で、このディナー、甘い言葉で招待しておいて実は会費制になっていて、メインディッシュを食べ終わるとみんな席を立ちカード片手に会計に向かう。戻ってくるとデザートが食べられる。チョコレートソースのかかったパイのようなものだった。うまい。
俺は人と待ち合わせをしていることを思い出した。ディナーな宴が終わるころ、丸井の3階で。しかし宴の終わりは閉店時間でもあった。この丸井は危険だ。早く退去しないと青いウィルオーウィスプがやってきて主人公はそれに追いかけられてあっさり死んでしまう。奴に攻撃は通じないのだ。
なので宴が終わる前に俺は待ち合わせ場所に行ってみた。宴を脱け出したので追っ手がついてきて命を狙うのだがウィルオーウィスプに比べたら格段に弱い。しかし丸井3Fに相手は来ておらず、よくよく考えたら来るわけもないのだと気がついた。だってもう昔と違うんだから。
もうどうでもよくなってきたので閉店メロディの流れる地下の会場へふよふよ宙を飛びながら戻った。もう客はいなくなって、照明の落ちたフロアのあちこちに異国の文字が刻まれた墓石が、あちこちで傾いて立ち並んでいた。ウィルオーウィスプがやってきたらそのまま燃やし尽くされて死のうと思った。だがやっと俺の目の前に現れたウィルオーウィスプはとてもしょぼい炎でよくよく見たらその炎の中には砂かけばばあがいた。まがい物の、ウィルオーウィスプもどきなのだった。これじゃ死ねないじゃん、と冷ややかに思ったところで目が覚めた。