スマホ散歩ゲームのピクミンブルーム、自分の家でアプリを開いて花植えをすると、植えた花が他のプレイヤーからも見えるので、とうぜん「あ、ここの家にピクミンブルームやってる人がいる」というのはバレる。なので「プライバシーゾーン」という、花植えができないゾーンの設定をすることができる。
自分は集合住宅に住んでいるので、とくにプライバシーゾーンの設定はせず、自分の部屋でもぼちぼちと花植えをしたりするんだけど、咲いている花の種類をかんがみるに、どうもこの集合住宅には自分以外にもピクミンブルームのプレーヤーがいるらしい。赤いヒガンバナなんて自分ではここんとこ植えてないのに、気がつくとわさわさと咲いていた。
ピクミンブルーム、歩いてない時も、拡張現実のマップ上に色んなお花が咲いているのを見るだけでも楽しい。歩数やルートの記録など散歩に役立つだけでなく、季節の花を見られるというのがこのゲームのいいところだ。いや、ほら、もちろん本物の花ではないんだけれど、でも、夏はひまわりやハイビスカス、秋になったら彼岸花、なでしこ、コスモスを、その気になれば辺り一面に咲かせられるのって、やっぱいいねえ。そしてそのうえ、お伴してくれるピクミンがかわいいのだ。ピクミンって、もし実際に実物が存在して、たとえば庭で拾ったものを大勢で運んでいたりしたら、カラフルな蟻がいっぱいいるみたいでたぶん気持ち悪いと思う。なのに、人間の赤ん坊みたいな体形をして、あんな可愛い声でわやわやしてるから、かわえええ!!!となってしまう。岩ピクミンなんて、岩に灰色の手足が生えてるだけみたいな外見で、最初のうちは全然かわいくないと思っていたけど、お世話画面でつっついたら「よ~~~~ん」とか変な声出して手を振ってくれた。ハートわしづかみにしてきた。