2020年夏クールで録画して見ているのって『放課後ていぼう日誌』だけだ。これも実は本来は春クールの作品だったのだけど、コビッドさん流行の影響で放映が一時中断、7月に入ってから再開したもの。女子高生が釣りを楽しむほのぼのアニメで、この夏録画までして見るのはもうこれ1本でいいやってなった。この他の話題作とかを能動的に見ようとはちっとも思えなかった。この状態は、東日本大震災とそれに伴う福島第一原発の事故の影響下で見た『日常』がつまんなかったのと似ているかもしれない。後日あらためて見た『日常』はものすごく面白くて、どうしてこれを1話で切ったのかと悔やむところではあったが、当時これを面白いと思える精神的余裕がほんとになかったんだなと思う。今回も、日曜夜のMXの再放送アニメとかは普通に楽しく見ているし、ネトフリでも以前見た作品を繰り返し見たりしていたので、アニメ自体に飽きたわけではなくて、新しい刺激を受け入れる余裕がなくなっているのだろう。
