せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

テレビっ子日記

BS朝日でやってるヒロシの旅番組、録り溜めてるのを少し見た。マレーシアの金物屋で不思議な形の金物の使い道をヒロシが店のおじさんに尋ねたら、おじさんは一番内側の容器を取り出してそこに炭化カルシウムを入れ、容器の側面までを覆うカバーをすっぽりとかぶせたあと、水を入れた外筒にそれをどぼんと浸けて元のように組み立てた。小さめの植木鉢を逆さにしたような形の本体部分、正確には炭化カルシウムを収めた一番内側の容器を覆うカバーの上面から、ストローのような細い金属製の筒が1本にょきーと30~40センチくらい上に伸びていて、その先端に火を近づけるとポッと炎が灯る。炭化カルシウムと水が反応するとアセチレンガスというのが出てくるらしい。そしてこれはそのガスを燃料にしたランタン、というかロウソクというか、いやロウ使ってないからロウソクはおかしいな。とにかくこれはそういう照明器具であるらしい。
これにヒロシがすごく感心していて1つ買うと言い出したので、私はテレビの画面を見ながら思わず「なんでー!?使うの!?」とツッコミを入れてしまった。しかし、ヒロシはキャンパーなのでキャンプとかで使うのかもしんない、とも思い直した。思い直したけれども、いや使うか?使うとしたら、この、水に濡れると発熱しつつガスを出す炭化カルシウムももってかないといけないんじゃん?けっこう厄介なのでは?そしてこの細長ーい筒は折れそうで持ち運びにはあまり向かないじゃん?これやっぱり旅先で勢いで買っちゃったけどどうすんだってパターンなんじゃないか?って頭の中に問いが湧きだして止まらなかった。
あとで「アセチレンランプ」とか「カーバイドランプ」でぐぐったら、なんとなく似たようなデザインのやら、もうちょっと凝ったような作りのやら、キャンプに余裕で使えるようなのやら、色んなランプの画像が出てきた。そうか、昭和の初期とか中期とかの日本でも使われていたんだな。勉強になった。