胃薬をもらいに診療所にやっと行ってきた。読みかけだった横浜駅SF・全国版を待ち時間にようやく読み終えた。無印版を読み返したくなったんだけど実家に置いてきちゃってるんだよな。
ここの先生、たぶんすごくいい先生だと思うんだけど、いつも話が長い。体調についてのやりとりから始まって、体を動かす趣味の推奨へと展開し、そしてそこからただの雑談につながるともう止まらない。おいしいものをあちこち食べ歩くのが趣味の先生なので、良いもの食べに行った自分の体験談とかを胃弱の患者にめっちゃ聞かせてくる。ほんと色んな良いとこ行ってる。リア充だやべえ。リア充が目の前でしゃべっている。話の中身自体はめちゃ面白いというかたぶん貴重な情報なんだけど、その話を聞いて自分が触発されてあちこち食べにいきたくなるかというとそんなことは全くない。どうすればいいんだ。リアクションに困る。こちらの触角に引っかかる話題も時たま振ってくれるのだが、そこでうっかり反応してしまうと、あと30秒で終わりそうだった診察時間がまた5分は延びてしまう。確か自分の後にまだ3人ぐらい診察待ちの人がいたはず……看護婦さんたちももういい加減お昼食べたいんじゃ……と申し訳なくなる。
