せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

そういえば今朝

へんな夢みた。
知らない街にいる。どうやら今自分は、最近読んだ小説の女主人公になっているようだ。彼女は物語の中で勤め先を辞めたので、今この夢の中では無職になっていて、この地方都市でちょっとした人気スポットとして知られるサービスエリアの食堂でちょうどアルバイトを始めたところだった。バイトの人は食堂のランチビュッフェを無料で食べられるので、喜び勇んでカウンターへ駆け寄ってみると、もうピークタイムをとうに過ぎておかずはほとんど補充されず、食べたいものはほとんど残っていなかった。がっくりしながら2、3品を皿に盛り、ふと目をやると何か茶色い粉が入った縦長のプラスチックの容器がテーブルの片隅に置かれている。これはどうやらこの地域でよく作られるカステラに似た焼き菓子から落ちるくずを集めたもので、「ズベ」あるいは「ズボ」と呼ばれているそうだ。そしてこの地域の人は、それをいろいろな食べ物にかけて食べる。八宝菜にも、焼きそばにも、白飯にも。もしかして、これだけをスプーンですくって食べてもうまいのだろうか、でもむせてしまいそうだ、と考えているうちに目が覚めた。