せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

晩飯

死にたいっていう人に生きてる人はだいたい「死んだらだめだー」とか「生きてればいいことがある」とか「人に迷惑かけるような死に方するな」とか言うけれど、既に死んだ人からみて、これから死にたいっていう人に何か言うことってあるかなあ。いや、もう死んでるから実際は何も言えないし、もし死んだ人が何かもの言うことができる存在なんであればそれはそれで「生きてる人間にあーだこーだ好きなだけ言えるんなら別に死んでもええやん」とか言って死ぬ人が出てきたりして困りもんなのでそういうややこしい話は置いといて、単純に、生と死の境目で「どうしようかなー」と迷っている人がいたとして、では生きている人の立場からはこういう助言をもらいました、死んだ人は何も言わないけれど、でももし死んだ人からその境目の人を見たとき、どんな風に思うのでしょうか?という話です。
別に「こっちは退屈でたまんないから生きていたほうがいいよー」とか「俺は生きたかったのにお前は自分から死にたいと思うなんて贅沢なんだよボケ」とか「うん、私はこういう静かなところが好きだから満足してるよ。けっこうオススメ」とか、そういう事を言ってもらっても多分参考にはならないと思うんだけども、でもなんか興味はあるよね。だって死んだ人って、何も言わないんだもの。もしかして言葉にする必要もないほど満ち足りた何かがあちらに広がっているのかもしれない、なんて考えてみたくなる。