- まわらない寿司
回らない寿司。といっても客は目の前にある液晶画面つきの端末から食べたいものを注文する。チェーン居酒屋とかで時々見かけるアレ。店の人に「すいませーん」と声をかけなくても寿司が食べられる＆値段は安い、しかもまわる寿司と違って、じっくり画面を見て選んで注文でき、頼んでから握られたものをすぐ食べられるってことで、食欲回復基調にある今の俺的にはとても嬉しい。ひからびたエンガワとか間違って取っちゃって食べる羽目に陥ったりしないところがいいのー。
システムの都合上、自分の座ったカウンター席のすぐ目の前に板さんが立っていても、画面の「注文する」ボタンを押してオーダーしないといけないようだ。目の前に人がいるのに機械を通じてやりとりをしている状況というのはなんだか不思議で、そしてデジャヴを覚える。
ネタもちょっと変わったものが多いみたいだ。今日はマンボウが入荷しているというのでもちろん食った。すんげえ久しぶりにマンボウ食った。おかわりしたかったけど我慢した。マンボウってなんか癒し系いきものっていうイメージが強いみたいなんだけど、食ってもうまい、素晴らしい魚なんだよ。身は淡白で上品だけど噛み切るときの感触がすげー心地いいし、腸は歯ごたえがあるので網焼きにしてもいいし、ぶつ切りにして味噌で煮込んでもうまいんだ。自分でもまたお取り寄せしてマンボウ祭りをやりたくなったな。
そうそう、忘れてた。おしつけの炙りも食った。これもうまうまだった。おしつけってのはアブラボウズのことね。
