さんまのしおやきうーめえええええええええええええええええええええええ!!!もうなんていうかね、今年もさんま様についていきます。がっちり食いついていきます。
今年の夏ってなんかみんな暑いのにワンピースみたいの着てその下にわざわざ黒いスパッツはくじゃん?スパッツ!レギンス?知らん。スパッツ。で、暑そうだなあといつも思うのだけど、上に着ている丈長めのかぶりものの生地には透けるような薄いものが多くて、ポリエステルとかなんだろうけどけっこうカラフルだったり模様がきれいだったりひらひらっとしていたり、見た目はやっぱりすごい涼しそうなのね。おにゃのこたちを眺めていても下に穿いてる黒スパッツの見た目の暑さを差し引いてもやっぱ薄い生地の涼しげ感はなんだかよろしではないか、と思うのね。
実は2週間ぐらい前に、やっぱあの薄いかぶりものは自分でも一度着てみたいなとおもてそのへんのこじゃれたお店にドキドキしながら足を踏み入れたこともあったんですよ。そしたら、これいいかも!と目を引いたやつが一枚8900円とかで売ってたので俺は混乱して店を出てしまって、それきりになっていたんです。あんなに薄くて軽いのに8900円。おかしい。長崎屋で叩き売ってたレースのカーテンの方が面積が何倍もでかいのに圧倒的に安い。いやそれはカーテンと比べる俺がおかしい。でもとにかくちょっと着てみたいかもしれない、という程度の真夏の服にそんな出費はできん、と俺はあきらめた。それはアンニュイな夏の夕暮れの出来事だったのです。
そしたら今日、西友の洋服売り場で、俺があの時見た8900円のやつになんとなく面影が似ているプルオーバーが、2990円(しかもキャミソール付)で売られていたんです。
それでもうこれは買うしかない、生地の質とか縫製とかがたぶんあの商品とは全然違うんだろうけど、でもきっと俺的には8900円のを買うともったいなくて着られなくて、というか張り切って着ていくあてがそもそもないからろくに袖を通さなくてタンスの中で眠らせてしまって全然元が取れないという悲しい事態に陥るにちがいないから2990円(しかもキャミソール付)のを休日の1時間だけの外出とかでも気安くガンガン着てガンガン洗って何度も着ては洗濯しすぎてくったんくったんになるまで着倒すほうがお得なんだよ!よし買うぞ!と決めた。
ところがそこでいつもの法則が発動してしまったんですよ。ふと目をやると、隣のハンガーにまた別のカットソーが。ちょっと奥さん!水玉ですよ!カラフルな水玉です!色もこれまた絶妙!キャミ付いてないけどその分安くてな、なんと1500円!この瞬間、俺の脳内スタジオでは観客の「おぉーっ!」というどよめき声があがったね。うわすげえ!2枚もいいもの見つけちゃったよ!
そんでもってどうしたって?いつもの通りですよ。どちらを買うか決められなくて、そのまま家に帰ってきた。両方買うという選択肢?ノーノーノー。俺は薄くて涼しげ感たっぷりのかぶりものをあくまでも、一枚だけ欲しかったんです。ひとつだけちょうだいなのです。