せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

青空読み読み

青空文庫坂口安吾作品リストを上から順に読んでる。今日は「風博士」まで。ううう、この作品で注目を浴びたみたいなことを解説に書いてあったので結構楽しみにして読み始めたんだけど、なんじゃこれはー。わけがわからん。昨日今日読んだ中で面白かったのは秀吉と養子の秀次を描いた「我鬼」と、一人の女性に心というか体というかとにかく自分をわしづかみにされて翻弄されてしまう男を描いた「外套と青空」だった。この人が男女の仲を描いた作品にはやたら心中の描写が出てくるような気がする。いわゆる不倫の恋だからかもしれんけど、二人でどこかへ逃避行して薬を飲んでとかそんなんばっかだ。いや、そんなんばっかといっても俺の頭の中がそういう印象に染まってしまっているだけで実際には今まで読んだところまでで十指に余るというわけでもないけども。
やたらと仕事量が増えている。きちんと話が通っていればやらんでもいい仕事が不意にバラバラ降ってきて俺の邪魔をする。こういう残業は非常に恨めしい。帰り道、疲れてボーッとしたまま夜桜を見に寄り道をする。そろそろ花びらが散ったあとのガクが枝に目立ち始める。