へんな夢みた。
靴屋の販売員として働いている。しかしこの靴屋は普通の靴屋とちょっと違った。地下室がありそこには武器がたくさん収納されているのだ。非売品です。
俺はその靴屋で仕入れ係をかねて働いているので時々鎌倉に出向いて新しい武器を仕入れるのだが、あれ?靴の仕入れ係のはずなのになぜか武器を調達していますね。おかしいなあ。ちなみに武器というのは大体手裏剣とか日本刀とか弓矢とか、そういうザパニーズなあれです。爆弾?とんでもない。あんな非エレガントなものは他の人におまかせします。弓矢。あれはいいね。矢もこのごろは地球に優しいのとかが開発されていて、的を外れて草むらとかに落ちてしまっても数ヶ月で土に返るエコなものがあったりします。逆に土の上に落ちると根を張り芽を出してきれいな花を咲かせる製品もございます。ぜひご利用ください。
というような自己紹介文をレジ横のパソコンのキーボードで打っているところに客が来た。去年サンプルをもらったサンダルの履き心地がよかったから今年はそれにしようかと思って、と聞かれた。サンダルのサンプルというシステムがよくわからないが、その商品なら今年も扱っている。倉庫に行って大きな段ボール箱ごと担いでくると、客はそれを丸ごと一箱ください、と言った。ほのかに花火の匂いがした。夏だ、と思ったところで目が覚めた。