へんな夢みた。
東京の小さな私鉄沿線の街の商店街を歩いている。アーケードも、店々の中核となっている大きなスーパーも真っ白く清潔そうで明るい。
帰り道、近くの中学校に寄ってみる。誰でも気軽に入れる。屋上から地面を眺めてしばらくぼんやりしたあと階段を降りる。
下駄箱が並んだ昇降口の片隅には昔の駄菓子屋のようにゲーム台が置いてあり、ヴァンパイアハンターが稼動していたのでやってみる。だがキャラ選択をしようとするとカーソルがうまく動かず、なぜかドノヴァンで闘う羽目になる。格ゲー用の筐体じゃなくてインベーダーゲームとかパックマンが流行った頃の、ゲーム喫茶にあったタイプのテーブル状の台なので画面が非常に見づらく、またコントローラーがいかれているようで俺のドノヴァンはイフリートソードしか出せない。のですぐゲームオーバーになってしまう。
家に帰ると居候が増えていた。なんとか童子という青年で、京の都で大暴れした挙句に捕まって、うちで更生することになったらしい。髪の毛がボーボーに伸びているので、きちんと結うようにお上から通達が届いている。
その青年がどんぶり飯を食いながらこちらに「おい、羽毛布団って超気持ちいいなあああ！」と嬉しそうに話しかけてきたところで目が覚めた。
