せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

車掌DJ兼任運転士を見るの巻

模型フェスタでは、思いがけない場面に出くわしてもんのすごく興奮した。
会場には日曜最終日とはいえかなりの人が詰め掛けていて驚く。その7割近くを占めていたのは親子連れだったんではないかと思う。あと、2割くらいが鉄分高い人、残りがカップルとか、自分みたいにぶらっと訪れたかんじの人。
メインのホールでは、NゲージやHOゲージの走行場が5つ設置されていて、小田急ロマンスカーの新型とかドクターイエローとか、京急とか外国の車両とかがぶいぶい走っているわけです。正面のスクリーンでは、車両模型の作り方とか、鉄道各社のプロモーションとか、音つきの映像が流れてます。ただ電車に乗っている時間が好き、というだけで、車両の種類とか路線とか模型のたぐいとか、そういうものについてはまったく無知な自分だけど、ぐるぐると走っているちいさな車両を見ているだけでなんとなくしあわせ。人混みも、機嫌を損ねた子供の泣き叫ぶ声も苦手だけど、そんなものが気にならなくなるくらいに目の前のジオラマに見入ってしまった。
てくのろじーというのはすごいな。車載カメラを設置して、運転席からの眺めをモニターで見られるんだ。しかもこっちの走行場には、マスコンつきの運転席が!!!!!!

うわああああ電車でGo!すげ!すげ!俺にも情熱とお金とスペースがあれば自分ちで電車の運転ができますか!つうか3つともだいぶ足りないからダメだ!ぎゃふん!でもすげええええ!
あまりに楽しくて鼻血が出そうになったので一度ホールを出て販売コーナーを冷やかすも、人が多すぎてゆっくり見られず。HOゲージの真鍮の車体をハンダ付けしている実演職人さんがいた。SUGEEE!あ、運転士の制帽が2000円くらいで売られてたな。あれにはひそかに心動いた。
ブースを一通り見終えると再び走行場のあるホールの入り口前まで戻ってきたので、もう一度入場。うーむ、この貨物列車はどうしてこんなに長いんだろう。長すぎてかっこいいなあ。あと先頭車両がアヒルっぽい列車って、なんかちょっと走っているところが穴子っぽく見えるなあ。腹が減ってきたなあ。などとくだらないことを考えながらまたも見入っていると、なんか聞き覚えのある声で
 
スーパーベルズでございます
 
あ?
まさか。いや、でも鉄道だし。え?いや、正面スクリーンに映し出されてる江ノ電ムービーに入ってる音声じゃね?さっき「MOTOR MAN 江ノ電」が思いっきり流れてたじゃん。いやっでもっさっきはこんな声聞こえてこなかったんですが?つうか違うとこから聞こえてくるし!
あがっ!さっきの電車でGo!な走行場の人だかりが増えてる!何かが起きている!そう、来た!来た!来た!ミュースカイ!あおーい!じゃなくて、いやまじで、マスコンの前に座っているあのガタイのでかい制服姿は車掌DJ!!!!!!顔見たことないからわかんないけど腕章に「スーパーベルズ NOZUKI.T」って書いてあるです!
俺の愛聴アーティストが!リアル車掌DJが!アナウンスしながら運転してますよ!イヤッホォォォウ!ぜんぜん予想していなかった場面に出くわしてもうwhpふbんwそrん;ws。悠然と小田急ロマンスカーVSEここ参照)を走らせてますよ。しかも相鉄線を走ってるようですよ。ちゃんと「大和、発進!」が聴けましたよもう嬉しいですよ涙ちょちょぎれそうですよ急行だから鶴ヶ峰も星川も通過だけど野月さんありがとう。黄色い服着た保線DJの土屋さんにもありがとう。しかも横浜から方向転換して、バックでJR根岸線桜木町まで走ってくださいましたよ!!!相鉄線、初のJRへの乗り入れです。ありがとうございますありがとうございます。横浜市民への超サービス超ありがとうございます。ここ数年でこんなに脳内で声にならない感謝の言葉を叫び続けたのはたぶん今日だけだと思う。ありがとうありがとうありがとう。うちに帰ってきてスーパーベルズの公式blog*1を見たら、運転だけじゃなくて演奏する回もあったらしくて、そっちはまんまと見逃したことを知って、やっぱり事前に調べておくべきだったとちょっとへこんだけどいいんだ!ほんとにありがとうありがとう!俺はいま宇宙一幸せと断言できる。
と興奮して頭に血が上ったまんま、酒と肴を買い込んで帰宅して酔っ払っています。
おまけ。物販ブースにあったちょっといいかんじの注意書き。

ブレブレで、あいすみません。