近藤ようこ『ルームメイツ』、ヤマシタトモコ『違国日記』、入江喜和『たそがれたかこ』に引き続き、高野文子『るきさん』を読んだ。これは電子化されてないのでリアル本を買った。
- 作者: 高野文子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1996/12/01
- メディア: 文庫
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実は結構前から気になってた作品なんだけど、紙の本だからという理由で今まで購入を思いとどまっていた。この本を買うまでのあいだにどんだけ電書をポチッただろう……。電子だとどんだけ気軽に「とりあえず読んでみよか」と手が伸びるかが良く分かる。あ、鶴谷香央理の『メタモルフォーゼの縁側』も電書でポチった。結局3巻まで買った。
で、るきさん。バブル真っ最中ってかんじの都会が舞台なんだけど、るきさんはひたすらマイペースだ。ひと月ぶんの在宅仕事を1週間で終わらせて、あとは図書館に行ったりして過ごしている。ぼかぁ、るきさんと大体同じ世代の、こんなかんじのおひとりさま(もっとバリバリ働いてはいたが、マイペースなところがそっくり)をリアルで見て知っているので、るきさんには今のところかなり親しみをもって読み進めている。読むとほんわかした気分になるのですぐ寝落ちしてしまい、なかなか進まない。