せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

寝落ち本日記

近藤ようこ『ルームメイツ』、ヤマシタトモコ『違国日記』、入江喜和『たそがれたかこ』に引き続き、高野文子るきさん』を読んだ。これは電子化されてないのでリアル本を買った。

るきさん (ちくま文庫)

るきさん (ちくま文庫)

Amazonの商品検索だと文庫版しか出てこないからこれ貼ったけど、2015年に筑摩書房から出た新装版ってのを買っただよ。
実は結構前から気になってた作品なんだけど、紙の本だからという理由で今まで購入を思いとどまっていた。この本を買うまでのあいだにどんだけ電書をポチッただろう……。電子だとどんだけ気軽に「とりあえず読んでみよか」と手が伸びるかが良く分かる。あ、鶴谷香央理の『メタモルフォーゼの縁側』も電書でポチった。結局3巻まで買った。

で、るきさん。バブル真っ最中ってかんじの都会が舞台なんだけど、るきさんはひたすらマイペースだ。ひと月ぶんの在宅仕事を1週間で終わらせて、あとは図書館に行ったりして過ごしている。ぼかぁ、るきさんと大体同じ世代の、こんなかんじのおひとりさま(もっとバリバリ働いてはいたが、マイペースなところがそっくり)をリアルで見て知っているので、るきさんには今のところかなり親しみをもって読み進めている。読むとほんわかした気分になるのですぐ寝落ちしてしまい、なかなか進まない。