そういえば今回の旅では旅館でなくてホテルに泊まったのだけど、朝夕とも食事がビュッフェ形式だったのがすごく良かった。残す心配をしなくていいというのは気が楽で良いのだ。でもよく考えたらビュッフェもどうせ足りなくならないように作る側は多めに用意していて、毎回廃棄はそれなりに出ているのだ。それが自分の目に見えるか見えないかの違いがあるだけで、見たくないと目を背けているのは単に消費者のわがままともいえるかもしれない。
それはそうと、昼間の運動量が多かったせいで夜はくたびれて肉肉しいものとか揚げ物とかを全然食べられなかったのだけど、加えて心残りだったのがカニだ。カニ。同行者はなんかとっても楽しげに料理鋏を手にしてバリバリやっていたが、自分はもう箸を口に運ぶのさえおっくうで、夜闇にきらめく会津若松の市街地がよく見える眺めのよい大きなガラス窓にほど近い席で半分居眠っていた。最後にデザートコーナーのハーゲンダッツを1種類だけ食べてやっとなんとか目を覚まして客室に戻るだけの元気を得るのだが、ハーゲンダッツのバニラって普段ほとんど食べないので新鮮だったな。コンビニ行くとだいたい期間限定のやつを買っちゃうもんな。
そんでとにかく、そもそも何が言いたかったのかというとカニだよカニ。現場では食べようとも思わなかったのに、今になってやっぱり食べておけばよかったと後悔しているんだよ。カニカニカニ。
