せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

今朝見た夢が忘れられないので書いとこ

へんな夢みた。
古いアパートの一室を訪ねる。アパートというよりはアパルトマンというかんじのなんか外国の建物みたいだった。エレベーターの入口の上には時計の針みたいなのがついた階数表示盤が使われていて、その扉は伸縮する斜め格子で出来ていた。そして、建物の中すべてが暗い茶色に沈んでいた。
エレベーターに乗ったはずなのに行き先は1階の部屋だった。その部屋に俺がひそかにあこがれている女の人が住んでいる。顔も知らないが冷たくて隙のないかっこいい文章を書く人だ。部屋に置かれた家具や小物のセンスもすごく良くて、いかにもこの人らしい部屋だった。日に当たって黄ばんだチェックのクッションにひじをついて彼女は「そろそろ出かけるけど準備はいい?」と俺に訊いた。そうだ、友達の結婚式なのだ。
俺たちはその披露宴でビートルズの曲を演奏する手はずになっていた。が俺はその曲を弾いたことがあるというだけで駆り出され、今日の今日までまったく練習をしていない、どころか楽器に手も触れていない。左手の指の皮膚だってもう昔とはくらべものにならないくらいふやふやに薄くやわらかくなってしまった。指の運びだけは不思議と完璧に思い出せるのだが、実際に手がその通りに動くかどうか。弾けたら弾けたで途中からフレットじゅうが血まみれになってしまいそうだ。
そして愕然とした。もってきた招待状を見たら、式場は福岡だった。一緒に呼ばれたそのアパートの部屋の主も今気づいたらしく、「飛行機でも間に合わない!」と慌てている。というかもう2時間しかないから無理。二人とも諦めモードになりかけたところへ、後からやってきた部屋の主の友人の男性が「あ、福岡のここだったら近くからバスが出てるから間に合うよ」と言う。えーと、飛行機よりも早いバス。なんじゃそりゃ。しかし本当にそれに乗ると間に合いそうなので地下にある乗り場へ急ぐ。すると銀色の空間に、バス乗り場のはずなのにホームがあり、自転車のチェーンのようなものがまっすぐに張られている線路の上を赤いソファーが滑るように走ってきた。これに乗ると1時間で福岡に行けるらしい。こんなむき出しのソファーに座って疾走して、呼吸はできるのか。コンタクトレンズは飛ばないのか。つうかこれはバスなのか。
とにかく乗り込んで、式場への地図を広げてあれこれ話をしているうちに目が覚めた。