半ば読書デー。
その1.
- 作者: 高田崇史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/03/16
- メディア: 文庫
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歴史上のミステリーと現代の殺人事件をリンクさせるこのシリーズだけども、今回はそのリンクの仕方がより直截的で、言葉を変えて言うと強引にすぎるという印象が。シリーズ中、百人一首の歌曼荼羅はもうそのパズルゲームの壮麗さだけに酔わされたし、六歌仙の回に出てきた昔の毒薬の守番をする家の話なんかは京都という土地柄と相まって割とリアリティが多めだったような気がするし、シャーロキアンの話は物語と現代のふたりのファナティックキャラとヤク中というヒントがうまくふたつの世界を結ぶ要の役目を果たしていて二重人格という一種の反則技に正当性を与えていたと思うんだが……。
というわけで今回の犯人の動機、そんな理由でここまでやるのかってことについてはいささか疑問なのですが、主人公もフォローを入れているのでそこはおkということでおいといて、歴史上の謎解きについて感想を、ということになると、家康こええええええええええ!!!でも天海のほうがもおーっとこええええええええ!!
今回は三十六歌仙の歌はあくまで手がかりのひとつでしかなかったけれども、切り売りされたという佐竹本のアレコレをネットで調べてみるだけでもなかなか興味深いです。
その2.
- 作者: 高田崇史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/03/15
- メディア: 文庫
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しかしながら式神というと中学生くらいのときにちょっと読んだ青少年というか少女向け小説にこんなのがあってですね。
めるへん気分でティー・パーティー―八幡高校超常研報告〈前編〉 (講談社X文庫―ティーンズハート)
- 作者: 皆川ゆか,佐藤まり子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1988/12
- メディア: 文庫
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話がずれた。上記「式の密室」では、晴明の使役していたという「式」の正体、そして俺がこのシリーズに手をつけるきっかけとなった「騙り」の構造についてが語られていて、変人な主人公タタルの歴史観、霊的なとか迷信とかいう言葉がついて片付けられがちな事柄に対する態度がよりはっきりとしてくる重要な話であるのだなあと勝手に納得した次第。
式とか晴明といえば、さっき「少年陰陽師」見た。来週で最終回かなあ。この話も結構すごい。晴明の孫が主人公でおじいちゃんの晴明も出てくるんだけども、離魂の術とかいうのを使って分身を飛ばすんですよ。アマテラスのエイリアスみたいに。ってーかその分身がなぜか青年時代のイケメン晴明の姿なので笑ってしまうのであった。あと十二神将の中にツインテールのおにゃのこがいるのでそれだけで萌え。
そーだそーだ、陰陽師で思い出したけど
- 出版社/メーカー: フォグ
- 発売日: 2002/07/18
- メディア: Video Game
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昔デイダラボッチについてちょっと興味があったので調べて書いたんだけど、もうネット上には残ってないかな。タタラがなまってデイダラ、なんて言及があって、なるほどと思った。
だらだら書いたのでとりとめないな。あ、いつものことか。