せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

酔っ払い加速装置

つづけてひとりごと。
ネットの隅っこにもう5年ばかり居ることになるけれども、「嫌なら見なければいい」というフレーズをその間じゅうずっと何度も何度も目にしてきた。最初は「そんな馬鹿な話があるか」と思ったときもあった。「自分やその周りを貶めるような物言いをこのまま野放しにしておいていいはずがない」「見なければいい、なんてただの逃げだ」そんな風に思っていた。でもそのうち、嫌なら見なければいい、という言葉がどれだけ救いになるかを知った。どれだけ気持ちが楽になるか。少なくとも、行き着けのチャットに荒らしのログが残っていないかを心配して毎晩何度となく浅い眠りの中から目を覚まし、ブラウザのスタートページに設定したその場所を見に行く、そのときの祈るような切実な、そして苦しくて胸が詰まりそうな気持ちが、どれだけ自分の負担になっていたか、それに気づけただけでも、この言葉に感謝したいと思っている。