グリッドマンユニバース観てきた。お客さんはかなり入ってた。後ろのほうはおそらくグループ客が多くて割とみっしり埋まってたから、まあいいやと前の方の座席にしたら、ちょっとスクリーンから近すぎて画面酔いしてしもた。そうだよね、劇場の大画面で巨大怪獣とかグリッドマンとかがビルをぶっ壊しながらすげー迫力で取っ組み合って暴れるんだから、もうちょっと離れて見たほうが良かったね…。
登場人物も盛りだくさんすぎて（なにせ2作品の主要キャラ全部出し）、例によっておさらいもろくにせずに見に行った自分は、帰宅してからあれこれ調べてテレビシリーズの遠い記憶をなんとか掘り起こしている始末。えっ、あの二人ってもう付き合ってたんだっけ？！？！全然おぼえてない。
自分的にはこのシリーズ、怪獣にも怪獣との戦闘にものめりこむほどの興味は持てなくて、あくまでも人物どうしの掛け合いとかドラマとか、あと建物とか風景とかを見ている時に高い幸福感が得られる。アクションシーンが好きな人はきっと自分の5倍は楽しめているのだろうな。しかし今作は、学園祭の準備とか、夜の学校とかコンビニとか、まるであられのようにぼとぼと降ってくるたくさんの自動車とか、ぶわっと砕け散る教室のガラスとか、そういう個人的に好物のシーンがたくさん見られたし、それらがみな大変美しかったので、自分はそれだけでも鼻血が出そうだった。あと、主題歌がすげえよかった。オーイシおにいさんがこの世界にいて本当によかったなあとエンドロールを眺めながらしみじみおもた。
