近所のスーパーで、昔なつかしすっぱい梅干しというのが売られているのを見つけたのでこのあいだ買ってきた。田舎漬という商品名の食べやすい梅干しで有名な中田食品というメーカーの、たぶん新商品なんだけど、これがまたマジですっぱい。いやすっぱいというかしょっぱいというか、自分が小さかった頃にうちでばーちゃんやかーちゃんが漬けてた自家製の梅干しみたく塩分が多い。梅1粒を丸ごと食べるのがけっこうきついというレベル。一緒に入っている赤しそをちょびちょび食べるぐらいがちょうどいい。お茶を飲み飲みこれを箸でつまんでいると、今お店で手に入る梅干しってほんとにマイルドなんだなあ、昭和は遠くなったなあと思う。
冷凍室に鶏もも肉の在庫が潤沢にあるので今日の晩ごはんはシュクメルリにした。シュクメルリはジョージアの郷土料理である。日本では数年前に牛丼チェーンやコンビニが導入して話題となった。にんにくをたっぷり使って鶏肉を牛乳で煮ればそれすなわちシュクメルリ、という雑な定義が自分の中では定着しており、そのときどきに冷蔵庫の中に転がっているものを使って作ることができる料理として重宝している。今日は鶏肉と玉ねぎのほかにしめじと賞味期限の切れた大量の粉チーズを入れた。にんにくがきいているので、白いごはんにかけて食べるとうまい。松屋公式レシピにならってにんにくはいつもすりおろしたものを入れていたが、今回はスライスにんにくにした。これでも十分に香りが立つので次回からスライスでいいや。
