せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

今年半分終了日記

ゆうべtvkニュースを見てたら、横浜ユーラシア文化館というところで奈良県橿原考古学研究所附属博物館の所蔵品の巡回特別展をやっていると報じていたので、興味をそそられて今日行ってきた。本当は4月にスタートしていたはずなのに、コロナのせいで会期を大幅に短縮し7月12日まで開かれるという。人数制限や消毒液の備え付け、体温測定などの対策もなされていた。高松塚古墳の壁画の複製がテレビの画面にちらっと映ったときに「あ!これ見たい」と思ったので出かけていったんだけど、これは陶板を使って壁画を再現した複製品だから、来場者が凹凸などを手で触って確かめることができる、というのが売りだったんだよ。でもそれ今、できないじゃん。だから見るだけの展示になっちゃったの。コロナがにくい。
とはいえもちろんその壁画のほかにもたくさん見るものがあって、鏃(やじり)とか、鏡とか、土器とか、土偶とか、炭化した米とか、撮影禁止の耳飾りとか、とても良かった。そんでもって、別フロアの常設展示室には、イランや中国など大陸の品物に加えて、横浜歴史博物館の収蔵品も置いてあって、ユーラシア由来の資料と、横浜近辺の出土品と、特別展示室にある大和(神奈川県大和市のことじゃないよ)の出土品を「くらべてみよう!」という趣旨の展示がされているの、すげーおもすろかった。

4階の展示室は今回の特別展とは関係ないっぽかったけど、横浜港を中心とした横浜の発展の歴史を説明する年表や資料の展示があり、昨年亡くなった横浜出身の写真家常盤とよ子とその写真も紹介されてて良かった。

帰りに横浜駅に寄って、オープンして間もないJR横浜タワーの一角をなすシアル横浜をチェックしてきた。お茶できる店がいくつもあるけど、コロナが落ち着いたらどうせ人が増えて混みっ混みになっちゃうんだろうな。しかしア・ラ・カンパーニュというタルトの店が入ったのが大変嬉しい。昔は海老名のビナウォークに出店してたんだけど、なんか知らないうちになくなってて大変寂しい思いをしていたのだ。横浜にできてくれてよかった。