愛用していた枕カバーを何度も洗濯しすぎてすっかり色あせて生地も薄くなってしまったので、おそろいの掛け布団カバーと一緒に買い換えることにした。ちょうど無印がセール中なので隣のマチの無印まで歩いて行ってきた。もしもユニクロが今でも寝具関連の布製品を今でも取り揃えていたら、私は今日これらをユニクロで調達した上で、シーツも買い換えたであろう。昔ユニクロで買ったコットンシーツはとても肌触りが良く、それまでタオルシーツ派だった自分はころっと転向したのだった。ものの良さに対して、値段があまりにも安くて恐ろしいほどだった。きっと、ユニクロにとってそれはサステナブルな商品ではなかったのだ。あの心地良い生地のシーツがあのままずっと売られていたら、自分は何年かおきにそれを買い換える、または買い足す、そのたびにしやわせな気分になっただろう。でも、そうはならなかった。ならなかったんだよ、ロック。だからこの話はここでおしまいなんだ。
10月を前にしてなんか早くもケチケチした気分になっていた自分は、無印では、アプリでセール価格からさらに1割引になるというのに、枕カバーと掛け布団カバーのほかに買い物を一切しなかった。その後スーパーに寄ってスーパーの休憩コーナーで110円のホットモカで一息ついた。帰りは電車に乗るつもりだったのだけども、結局また歩いて帰宅した。