せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

ねむい日記

Kindleに入れたままずっと読んでなかった紅い牙シリーズを読み返した。

ぼかぁやっぱりイワン・フョードロヴィチが好きだったんだなあ。でも話としてはこの初期5冊の中では『コンクリート・パニック』が一番好きなんだなあ。柴田昌弘の作品、紅い牙シリーズだけじゃなくて短編集とかも結構昔読んだけど、バッドエンドのがちらほらあって、そっちのほうが好きというか、印象に残ってる。グッドエンドはなんか午後ローを見終えたあとのような読後感を味わうことになるか、または生還!終わり!みたいなぶった切り感がある。
この電子書籍の『紅い牙』シリーズにも短編がいくつか収録されてて嬉しかった。豪華客船とか、年季の入ったメイド長が居る洋館とか、のちのち『ブルー・ソネット』でまた舞台として使われるシチュエーションが色々あって良い。