せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

おはようございます

へんな夢みた。
鎌倉市大船に住んでいる。大船は自分が知っていた頃の大船とちょっと違っていて、工場の跡地に畑ができたりしてとてものどかだ。住んでいるといってもここは自分の家ではなく、高齢の女の人が一人で暮らしていて、自分はそこに居候させてもらっているようだった。
毎朝同じ時間に同じ場所でおかしなものを目撃する。神奈中バスが空を飛んでいくのだ。あれは何かと女性にたずねると、外見をカムフラージュした警察のヘリコプターだという。なるほどそのように思って見てみると、車体に書いてあった神奈川中央交通という文字が神奈川県警に変わっている。一度わかってしまうともう白黒のヘリにしか見えない。しかしこのヘリはチューリップヘリという特殊な機種で、ビクターの犬の蓄音機のあのラッパ型の部分、あれをもう少しすぼめた形、いやどちらかというと百合の花のつぼみがぱんぱんに膨らんで先端だけ少し開きかけたようなそんな形をしていて、それが機体上部にローターの代わりに、しかもちょうどちょんまげのように横倒しで少し後ろに傾き気味に付いている。そんな不思議な形のヘリが結構なスピードで山の向こうへ飛んでいったが、しばらくするとものすごい音がして山の向こうで赤い炎と黒煙が上がった。あああのヘリ、落ちちゃったな、と思った。
その後近所を散歩していると樹木希林があらわれた。彼女の別荘にお邪魔することになった。台所がたいへん広くてうらやましかったがそれだけではなかった。豪邸というか、城だった。同じ敷地でペンションも経営しており、うろうろしていると居住空間をうっかり出てしまい普通に宿泊客と出くわすのだった。
車が通れる広さの回廊をふらついていると樹木希林が何か壁際でごそごそやっているので近づいてみると、スポーツ施設やスーパー銭湯や学校なんかに置いてある冷水サーバーのような機械をいじっていた。白っぽい四角柱のてっぺんに水の出口がついていて、足元の板を踏むか水の出口のそばのボタンを押すと水がぴゅーと出てくるあれだ。しかし水の出口の代わりに大人一人が抱えきれないくらいの大きさの巨大な銀色の椀状の物体が取り付けてあり、水が少し入っていて、ピンポン玉より少し小さいくらいの赤い球が2つ浮いていた。これは何かと樹木希林に問うと、時計だという。水は洗濯機の水のように常に渦巻いているが、時刻によってその水流が微妙に変化するので、赤い球の動きや位置によって時間がわかるのだという。しかし時刻を把握するまでに数分かかるらしい。なるほどセレブはわけのわからないものにお金を使うなあ、と感心した。ちなみにその時計が置いてある、壁にぽかんと開いた8畳ほどの空間には、宿泊客用のジャグジーが設置されていて、水着姿の人々が気持ちよさそうに浸かっていた。
その後、ペンションのお土産販売コーナーにいた台湾人の女性が網膜投影型ヘッドマウントディスプレイを使っているのを目撃した。メガネのグラス部分に四角形のチップのようなものが貼ってあるのが見えるのだけど、サングラスのようにグラスが色付きなのであまり目立たない。かっこいい。あれほしいな、と思ったところで目が覚めた。