せすにっき

日記。2019年1月にはてなダイアリーから引っ越しました。2024年もそこそこ適当に生きたい。

オフ日記

あーーーーやっと暇ができたちょううれしいーーーーーーーーーーーー。というわけでレディースデーにさっそく映画を観に行ってきた。ブルク13、ひるね姫はもうかかってなかった。なので実写版攻殻と『夜は短し歩けよ乙女』を観てきた。後者の作品の原作者は『四畳半神話大系』や『有頂天家族』など他にもアニメ化された小説を書いている。いずれも京都を舞台にしていて中には複数の作品に足かけで出てくるようなキャラクターも存在する。四畳半神話大系はそれ自体が並行世界ものであったけれども、「冴えない先輩と黒髪の乙女」の組み合わせはまさに今回の劇場作品と共通しているし、監督、キャラクター原案、脚本、主題歌担当ミュージシャンも両作品で同じ。原作未読ながら『四畳半神話大系』をノイタミナで見ていた自分は、『夜は短し〜』を見ながら2作品の共通点や相違点を分析するという楽しみ方もできたはずなのだが、しかし『四畳半神話大系』が放映されたのって7年前だよ7年前。残念ながらストーリーも何も完全に忘れ去っており、設定やキャラクターの比較などしようもありませんでした。4年前にアニメ化された『有頂天家族』に出てくる「偽電気ブラン」にはかろうじてピクッと反応できたのだけれども。
酒や古本や風邪、色んなものが、人と人をつなぐよすがとして描かれていて面白かった。ん?酒は春、古本は夏、冬が風邪とすると秋はなんだ?あの学祭そのものだろうか?あの、キャストが学園祭事務局に次々捕らえられてどんどん代役へと引き継がれ、しまいにはヒロインが舞台に立つ羽目になるゲリラ演劇がその役目を果たしていたのだろうか?
実写版攻殻は字幕2Dで観た。なぜかたけし(9課課長)だけ日本語で台詞言ってて英語の字幕が入るのがおもしろかった。桃井かおりが出演するってのを自分は全然知らなくて、まったく心構えができていないシーンでいきなり出てきたので「おおうっ」ってなった。桃井さんの台詞は英語だっただ。
自分は攻殻の原作コミックを読んだことがなくて、劇場版とかSACとかしか観たことがないんだけど、実写版すげー楽しかった。「あ、この要素をここへ持ってきたのね」とか「この部屋のセットはあの作品のあの建物を意識してるよね絶対」みたいに元ネタ探しがすごくおもしろかった。