へんな夢みた。
今日は登校日なので制服を着て学校へ行かなければならない。しかし、学校が受験休みに入ってからもう何年も経っているので、制服はたんすの奥深くにしまいこまれている。保管状態が悪く、出してみるとプリーツスカートがシワだらけである。
しかたがないので私服で出かけることにする。怒られたら着替えるつもりで制服は袋に入れて持ってきたが、合流する人たちも皆制服姿ではなかった。通学路の途中に浅瀬ではあるが海ができていて、そのままじゃぶじゃぶと歩いて渡らなければならないのだった。中にはウェットスーツで来ている人がいて準備がいいなと感心する。浅いといっても時々波が来て頭までずぶ濡れになるのだ。これは浮き輪が必要だったかもしれない、と思っているうちに目が覚めた。
感想
高校卒業前の登校日というのはしばしば夢に見る。自分はこのたぐいの夢の中で、その日に学校に行かないと卒業できなくなる、という焦りを抱いていることが多い。あと、大学卒業を前にして、単位足りてたっけ……?ちゃんと履修してたっけ……?みたいに不安になる夢も見るけれど、これは当時実際にそういう心配をしたことがベースになっているんだと思う。人生は別に取れてない単位があったって、行くべきところに行ってなくたって、究極的には全員がもれなく卒業できるので学校よりぜんぜんすばらしい。