超へんな夢みた。
地下鉄に乗っている。この地下鉄は最近路線を延伸してアメリカまで行けるようになった。素敵。夢の中で行ったことがあるアメリカは、海岸沿いの道路にどこまでも巨大な建造物が建ち並んでいて、その中でも大きなショッピングモールは橋のように海の上に長くせり出して建っていた。海中に土台は一切作っていないらしく、端っこはどうなっているんだろうと心配になるような構造で、メリケンの建築技術に驚愕したのだった。そこに結婚式場が入っており、自分もそこに呼ばれたのだった。
大荷物を持ってアメリカ行きの地下鉄に乗っている。何人かの知り合いと一緒に乗っている。荷物のうち一つは大きな黒いスーツケースで、こき使いすぎてヒビが入ってしまい、ダクトテープで補修している。これが重い。そのうえ防寒のために持ってきたコートがやたらとかさばる。それともう一つ、持ち歩き用のトートバッグ。網棚の上に乗せられる大きさだったので乗せてしまったのだが、これが失敗だった。
この地下鉄は駅での停車時間が非常に短い。発車ベルもメロディもなく、乗降が完了していなくとも無慈悲にドアを閉めて動き出してしまう。そのため乗客は極めて速やかに行動する必要がある。終点だからすぐにドアが閉まることはないだろうとタカをくくっていたら、そんなことはないよと間際になって忠告され、慌てて降りたらスーツケースを車内に置き去りにしてしまった。
そのまま車両は車庫かどこかへ向かって走り去ってしまった。駅に忘れ物をしたと言いに行けばいいのだが、移動時間の都合もあり、どうせ着替えしか入っていないし、とあきらめたところで目が覚めた。