たまーにふと、お手玉がやりたくなるときがある。お手玉っていつの時代からの遊びなんだろ。小さい頃に自分が親から教えてもらったのは日露戦争の数え歌に合わせて3つのお手玉を両手や片手で投げ上げる遊びだった。小学校で流行った時は日露戦争の数え歌は全然歌われなくて、遊び方も全然違っていて面食らったなあ。つうか、学校でみんなが使ってたのは色とりどりのプラスチックのチェーンリングを束ねたものだった。布で作ったお手玉ですらなかった。
お手玉を「投げる」ってなんか変だな。投げるだけじゃ続かないのがお手玉だもんな。右から左に、または左から右に高く投げ上げながら、輪を描くようにお手玉を操り続けるさまを一体どういう風に言うんだろう、やっぱり普通に「お手玉をする/やる」でいいのかなあ。
と思って調べたら「日本のお手玉の会」という団体のサイトがあって、競技お手玉のルールのページにこんな風に書いてあった。
http://www.otedama.jp/kitei.html
(競技の種目)
第4条
個人競技の種目は、次ぎのとおりとする。片手2個ゆり:右手または左手で2個のお手玉をゆる。
両手3個ゆり:両方の手で3個のお手玉をゆる。この場合、右手または左手のどちらか一方から投げ上げる。
「ゆる」。こういう動詞を使うということ自体まったく知らんかった。