へんな夢みた。
海沿いのカフェでお茶を飲んでいる。コンクリート打ちっぱなしどころかあちこちは鉄骨がむき出しの建物で、これじゃ周囲の錆だらけのバラックと変わらないたたずまいだ。そういう風に造っておいてデートスポットという呼び込みで若者を集めて商売をしているので、一人のこっちはどうも落ち着かない。ごはんおいしくなかったし。
店の入口は何か所もあり、そこで客は皆靴を脱いで上がる造りになっていたので、自分の靴を履いて外に出ようとしたら、その入口の小さな上がり口には自分のと同じような靴が何足もあり、それらが複数人の子供が玄関に駆け込んで靴を脱いで家に上がったときのように、ぐちゃぐちゃばらばらになっていた。
男物の靴は別として、自分の靴に似た靴はことごとく紺と白の斜めの縞のスリッポンで、紺の縞の太さや靴の甲の広さなどが微妙に異なっており、どれも自分のに似ている、というより、自分がどんなものを履いていたのか正確に思い出せずに困っているうちに目が覚めた。