へんな夢みた。
以前の職場の最上階に住んでいる。前は事務所というか社長室だったので、巨大植木鉢とかふかふかの椅子とか置いてあるものがいちいち無駄にいかついので落ち着かない。それに社長夫妻が頻繁に出入りする。今日も部屋に居づらくなって外へ出た。
早朝から開いている喫茶店に入って甘いケーキを食べている。しかし混んでいる。ゆっくり食べていられない。その近くにある病院に行くが、循環器科の重症患者が入院している棟に迷い込んでしまう。そこには以前の上司の父親が入院していたが、先ほど亡くなったらしい。上司は気丈に振る舞おうとしていたが目に涙がたまっていた。
自分は他の科にかかって処方箋を出してもらうところだったのでひとまずその場を離れて総合窓口に行くが、460円払おうとしたらなんとさっきまであった財布が見つからない。窓口の人に訳を話すと支払いは今度でいいです、と言ってくれたが、ここへは滅多に来ないので今日中に何とかしようと思う。財布はさっきの循環器科の荷物置き場のようなところの棚にあった。
海老名駅から帰ろうとしたが、俺の知っている海老名駅ではなくなっていた。海老名駅の南側に小さなホームがついていて、そこから別の路線がのびていた。そのホーム専用の改札口の周辺の商店街は古びていて、よそよそしく、なじみの者だけを受け入れてその中で暖めているようなこじんまりとしたもので、焼鳥のたれの匂いと機械油の匂いが絶妙に混じりあった空間が細長く続いていた。
そのホームにやってくる電車は、やはり古臭いデザインで、鉄仮面のようにのっぺりしていて、暗い銀色をしていて、窓が小さい。どこか大学から帰る学生たちが大量に乗っていた。これもどうやら横浜へ行くらしい。しかし急行と書いてあるが二俣川には止まらないらしい。不便じゃないか、と思ったところで目が覚めた。